15年度第2回松山市議会質問録

・市町村合併の賛成討論
・合併のための電算システム統合調査事業の賛成討論

以上について質問いたしました。


○川本議長
 次に、横山議員。
〔横山議員登壇〕
○横山議員
 私は新風会の一員として、ただいま議題となっております議案第46号平成15年度松山市一般会計補正予算中、歳出2款1項26目市町村合併推進費の松山市・北条市合併協議会設置に伴う電算システム統合業務に必要な調査、分析作業にかかわる委託料4,4逐0万円について、議会の立場として長期展望に立ち、本市が県都としての責任感とリーダーシップを発揮し、さらなる発展を目指すため、本市議会合併問題検討特別委員会の論議を踏まえた上で、北条市との合併を推進していく立場から、賛成の討論を行います。

 初めに、市町村合併の今日における必要性を説くならば、地方自治法の施行から50年が経過し、今や地方自治体が直面している課題は数多く、多岐にわたっております。特に、新たな時代に的確に対応できる分権型行政システムヘの変革をなし遂げることが最大のテーマの一つであり、地方公共団体が白主的、主体的にみずからの行政を行うことのできる新時代にふさわしい地方白治を確立することが期待されております。さらに、今後住民に最も身近な地方公共団体である市町村には、地域の総合的な行政主体として格段に高まる自立性を発揮しつつ、分権型社会における新たな役割を担うことができるよう体質の強化を図ることが求められております。あわせて、国土、環境の保全や介護保険制度の運営などの課題への適切な対応が必要とされております。こうした中、松山市は、地域の自立の促進と美しい国土の創造を目指した21世紀の国土のグランドデザインにおいて、高次元の都市機能や国際交流機能の整備を重点的に行うとされた地方を代表する都市圏、すなわち地方中枢拠点都市としての発展を期待されており、航空路を初め高速道路など高速交通網の整備や都市機能の集積、さらに高度経済成長時代に支えられた経済発展が相まって、47万人を擁する四国最大の都市として発展し続けておりますことは、だれもが認めるところであります。また、その発展には、過去の25町村との合併による市域の拡大が大きく寄与していることも疑いのないところであります。しかしながら、右肩上がりの経済は終えんを迎え、全国の人口が2030年には1995年に比べ6%減となることが予想されるなど、本格的な少子・高齢社会が到来し、市町村が提供するサービスの内容が高度かつ多様になるとともに、その水準を確保することが期待されております。こうした時代背景を受け、今こそ市民、行政、議会が協働して時代を乗り切る方策を真剣に検討していくべきであります。折しも、本市の新たなまちづくりへの基本方針を示す第5次松山市総合計画が策定され、目指すべき将来像として「憧れ誇り日本一のまち松山」を掲げ、坂の上の雲の理念を持ってひたむきに歩んでいこうとしているところであります。私は、このような歩みを今や松山市だけのものとするのではなく、地理的に一体性のある地域や日常の暮らしあるいは文化に違和感のない地域であれば、高い目標に到達するために相協力して共通の理念のもとに進んでいくことが大切ではないかと考えますと同時に、協働することでその力は数倍にも高まるのではないかと考えております。今では、北条市と松山市の時問的距離は、バイパスの開通により著しく短縮され、産業、教育、文化の振興、医療や福祉の面などあらゆる分野において人々の日常社会生活圏はますます拡大しており、これに伴って市町村の区域を越えた行政需要もさらに増大してきております。以上のような観点から、地方自治を取り巻く現下の厳しい状況にあっても、制度の違いや格差を埋めることができるならば、自主的、主体的な行政運営が可能となる体制整備の一環として、合併へ向けた協議を進めていくべきだと考えております。また、あこがれや誇りの持てる町となるためのあるべき姿を考えますと、快適で利便性の高い都市ということにとどまらず、人々が安心して暮らせる風土が必要であり、学ぶ、働く、遊ぶ、安らぐといった多様な面が一つの区域で完結できることが理想だと思いますので、豊かな自然環境や良好な住宅環境を有する北条市との合併協議を始めることは、まさに時宜を得たものであると信じるものであります。

 こうした中で、合併協議の開始に当たり計上されたのが、本議案の電算システム統合調査事業であり、行政事務の大部分をコンピュニター処連やネットワークに依存している今日、電算システムの統合は合併の成否をも左右する重要な項目であることに疑う余地はありません。もちろん、さきの合併問題検討特別委員会の論議の中にもありましたように、北条市との合併が現時点で確定しているものではありませんが、合併のための調査あるいは検討をしなければ、合併が可能かどうか見きわめるための材料も整わず、時間を弄しても具体的協議が始まらないことになりかねません。この段階において、ちゅうちょして準備をおろそかにした結果、万一各種の証明や賦課事務などに支障が出た場合、準備不足のしわ寄せは住民に及ぶことが予測されます。住民への影響が大きく相当の時間と経費を要する電算システムの統合作業には万全の体制で臨む必要があり、作業に対する国の財政上の支援措置も含め、残された貴重な時間の中でいかに効率よく統合するかがかぎとなると思いますので、両市の電算システムを詳細に比較検討し、早急に問題点や課題を洗い出すべきだと思ギます。さらには、仮に近い将来、既に申し出のある中島町の電算システムの調査を検討することになる場合においても、その整合性を検討する上で今回の調査は十分参考になるということは、委員会答弁でも明らかにされております。したがいまして、合併協議の中でも特に重要な電算システムの統合調査に係る予算は、松山・北条両地域の発展と市民の幸せに寄与するためのまちづくりの礎を築くことにつながると確信し、本案に対する賛成討論とするものであります。よろしく御賛同のほどお願い申し上げまして、私の賛成討論を終わります。


○川本議長
 討論を終結、採決に入ります。

 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は、お手元配付の委員会審査報告書のとおりであります。

 採決は分離して行います。

 まず、議案第46号及び第56号ないし第59号の5件を一括採決いたします。

 本件は、各委員長の報告どおり原案可決あるいは同意することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○川本議長
 起立多数であります。よって、本件は原案可決あるいは同意することに決しました。次に、議案第49号を採決いたします。本件は、市民福祉委員長の報告どおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。


〔賛成者起立〕


○川本議長
 起立多数であります。よって、本件は原案可決することに決しました。次に、残余の承認第1号ないし第7号、議案第47号、第48号、第50号ないし第55号、第60号及び第61号の17件を一括採決いたします。本件は、各委員長の報告どおり承認、原案可決あるいは同意することに御異議ありませんか。


〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○川本議長
 御異議なしと認めます。よって、本件は各委員長の報告どおり承認、原案可決あるいは同意することに決しました。

愛媛を変える! よこやま博幸 | コメント (0)

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