親孝行は、「百行(ひゃくぎょう)の本(もと)」。ささやかな、親孝行!
論語の中に、標記の教えがあります。詳しくは、「人の子であれば両親の年齢を知っていなければならない。それは、長寿を喜び、年老いたことを心配するためである。」
残念ながら、私は先月まで母親の年を覚えていませんでした。父親は、50代という年齢で早く亡くなりましたので、今は母親一人になっております。年が分かったのは、先月母親が心臓の弁を交換するという、大手術をしたからです。書面に手術同意の署名をしたため、85歳であることが分かったのです。
母親は、 昨年末に救急車で運ばれて入院しましたが、数週間で胸にたまっている水も、薬で自然に取れるからとのことで、安心して退院し、自宅で療養しておりました。もちろん、近くの病院で手当てを受けながらでしたが。
しかしながら、時々夜中に息の苦しさを訴えるようになり、どうもおかしいなと不安になったころ、担当医に手術の必要性を説かれ、別の病院を紹介戴き、手術をしました。
手術前に、担当医から説明を受けましたが、通常では考えられないような大手術で、体外に心臓と同じ機能を設置し、一時的に(1から2時間)心臓を停止し、その間に胸を開き、心臓の弁を交換するというものでした。
さすがにいつもは気丈な母親ですが、手術前は不安になり、私にそばにいてくれとの要望でした。私は、若い時からビジネスに専念し、その後は政治活動を日常的にしておりますので、ほとんど母親に親孝行というものをしたことがありませんでした。現在も衆議院選挙のため、東奔西走をしておりますので、時々電話で声を聞く程度でした。
しかし、手術時の立ち会いは、年老いた母親のために、ささやかな親孝行のいい機会でした。安心して手術台に乗り、手術室に入るときの表情は、今でも鮮明に脳裏に焼きついています。
しばらくの間、廊下で手術の成功を祈りながら、子供のころに運動会に弁当を作って応援に来てくれたことや、数々の苦しい時の母親の有難さを思い出しながら、政治にも思いを馳せました。
今の政治こそ、大手術をすべきではないのか。政府与党の機能(心臓の機能)が果たせず、日本の隅々まで、心のこもった配慮(血液の循環機能)が、できていないのではないのか。
はたまた、高齢者に対する配慮、対策はできているのかなど、やはり政治家としての職業病ですね。まだまだ、やることがたくさんあります。
長くなりましたが、手術は無事終わり、元気になりました。病院の皆様にも感謝です。おかげさまで、ささやかな親孝行を続けながら、より一層政治改革に取り組めるようになりました。
愛媛を変える! よこやま博幸 | コメント (0) |
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