「比例代表制」って何?

  選挙も近くなってきたので、選挙制度を復習してみます。
 小選挙区制では、死票が多くなり、少数派の意見が国会に反映されにくくなります。そのため、衆議院でも参議院でも比例代表制を並立しています。


  「比例代表制」とは、各政党の得票数に応じて議席を配分する選挙制度で、その議席配分は「ドント方式」によって行われます。
 ドント方式とは、各政党の得票数を1,2,3、・・・・と整数で割っていき、その商の大きい順に議席を配分する計算方法です。ベルギーの法学者ドントの考案によるため、この名前が付けられました。


  比例代表制は、日本では1983年に参議員選挙ではじめて取り入れられました。衆議院議員総選挙では、1994年から小選挙区比例代表並立制に取り入れられています。
 衆議院選挙では、全国を11ブロックに分けて、政党への投票が行われます。小選挙区で落選した候補者が比例代表で当選することもあります。


  参議院選挙では、全国1区で候補者または政党への投票が行われます。各政党とも、個人得票の多い候補者から順に当選が決まります。
  比例代表制では、大選挙区制の長所と短所が、より一層顕著になります。死票はさらに少なくなり、民意が反映されやすくなりますが、政局はさらに不安定になり費用も多くかかります。
  また、この制度では、無所属での立候補が事実上不可能であるばかりか、登録できる政党にも制限条件があり、少数派の国民の声を国政に反映しきれているとは言えません。


  いろいろな問題がありますが、選挙の目的は国民の代表を選ぶことです。そのためには、多くの国民が選挙に参加できること、その投票が議席に公正に反映されることが重要です。国民の意思が政治の上で実現されるためには、選挙制度が大変重要です。今後とも改善すべきは具体化する必要がありますね。


愛媛を変える! よこやま博幸 | コメント (0)

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